県内高校・大学の集まりである高等教育コンソーシアム主催で、高校生や大学生を主体に一般人も交えて
宮崎公立大学にて食に関するフォーラムが開催されました。これから宮崎県の食に興味のある若者が熱心
に講演やパネルディスカッションに聞き入っていました。居酒屋チエーン「塚田農場」の米山社長の熱い
講演は、居酒屋の六次化を推進しこれから生産者と消費者をより近く結び付けながら色々な業態にチャレ
ンジするというお話は大変興味深いものがありました。
また、生産者代表として百姓隊から私が出席他に串間市から串間アオイファームの池田社長やシーガイア
のシェラトンホテルの深水総料理長などと宮崎の食に関してのパネルデイスカッション行いました。
最後まで学生たちは、熱心に聞き入っておりました。
10月8日に台湾から宮崎県に視察の為来県されている農家、放送局、
雑誌社関係の人達10名の方々が当社を訪れられ当社の取組んでいる
伝統野菜についていろいろお話をしその後畑に移動し実際栽培している
夏、冬の伝統野菜を撮影取材、インタビューしながら日本と台湾の農業
の違いを比較しながら楽しい取材が続きました。
1月23日に全国発売された月刊誌『農業ビジネスマガジン』に当社百姓隊の
事が詳しく8ページに渡り特集されています。百姓隊の生い立ち、生産販売活動
、今後の事業展開などについて記載されています。是非ご覧ください。
ちなみに表紙は、息子の谷口勇気です。
畑のライブ中継様子
きのう、前々から考えていた生産者による生産現場からの生中継が
小さな一歩を踏み出しました。消費者にとって『何が究極のサービスか』
と考えておりました。もちろん価格、品質、鮮度など色々ありますが
一番必要なのは、その商品を育てている人がその商品のことを一番
理解しているので直接消費者の方々に商品説明するのが一番だと考えて
いました。それが今回スタートしました。まだまだ初めてで物足りなさは
感じましたがこれから回を重ねるごとに素晴らしいライブ中継にしていきたい
と思います。12月中に第二回目を予定しています。
百姓隊メンバーと父親
『 赤玉ねぎドレッシング 1L 』
フル操業中の『百姓隊手作り加工場』
このたび、私事で私ども百姓隊のルーツとも言うべく父親「谷口武美」を9月1日に亡くしました。
たくさんの農業の事について指導を受けました。感謝しても感謝しても足りません。
もっと元気なうちにあれこれ聞いておけばよかったなと今思います。
でも悲しんでばかりではおれません。幸い現在大手居酒屋さんとのコラボ商品
『赤玉ねぎドレっシング』の注文が切れ目なく上がるので祭日返上で『百姓隊手作り加工場』
フル操業中です。
ありがたいです。忙しいとあれこれ考えずに気が紛れます。
それに、今から秋冬野菜の植え替え時期なので忙しい日々が待ってます。
これからが再スタートです。
小値賀町の中心部で
講演会風景
人の気配が少ない浜辺
このたび、長崎県小値賀町雇用創造協議会の方から農産物の加工やネット販売について当社の取組みを講演してくださいとご依頼があり、東シナ海に浮かぶ長崎県の五島列島の上の方にある小値賀町まで出かけてきました。最初は、小値賀町がどこにあるのかも判らないくらいでしたがいざ陸路で佐世保まで行き海上沖約70kにある島までフェーリーで3時間かけていきました。着いてみると島民約2800人の島ですがなにか空気感がゆったりしており職員の方々と夜懇親会を行い離島ならではの問題や島での生活などいろんな事について語り合いました。私たちが泊まった民家は「民泊」と言うシステムに加入されている家で今田さんという素晴らしいご夫婦のご自宅でした。私たち本土に住む人間から見ると今どき家にテレビ、ラジオ、電話、エアコン、新聞など文明の力ともいうものを利用せずに生活されている今田さんを見て最初は驚きましたが、海の見える部屋の戸を開けたまま早めに眠りに付き早朝ウグイスの鳴き声と海風の爽やかなそよ風で目覚めました。考えてみるとこんな贅沢な生活はないと感動しました。また、海の幸の豊富で新鮮なこと、ゆったりと流れる時間とおおらかな人情にお金には代えられない癒し効果があると実感致しました。まさにこの地の一番の特産品は、「心の癒し効果」だと帰路のフェリーの中で感じていました。また、尋ねてみたいところです。・・・
JTB企画 『地恵のたび』
『地恵のたび』 パンフレット
今年度4月から旅行会社最大手のJTBさんと百姓隊とのコラボ企画として
全国の地方自治体などの団体や会社関係などを対象とした新しい団体交流型
旅行が始まります。宮崎県に来て当社の行っているブランド戦略や六次化、伝統野菜
などについて議論しその後畑を見学し宮崎を代表する料理店「杉の子」さんにて当社
グループが生産した食材を使用した季節料理を堪能する素晴らしい企画です。
少しでも多くの宮崎県農産物ファンが増えるように一生懸命がんばります!!
海老が10匹も入っている天丼
フタが閉まりません。
昨日は天気が良かったので午後から宮崎県の川南町に行ってきました。
この町には、息子が農大で胡瓜の研修をしているときによく行っていたと言う
すごい海鮮食堂があるそうで川南漁港にある店でそこの名物『海老天丼』
を食べてきました。 お店の名前は・・・『あさしお』でした。
写真を見てください海老が10匹も入っておりフタが閉まりません。
女性の方は、大部分の人が食べきれずお持ち帰りしていました。
昨日、鹿児島県から日本銀行鹿児島支店長さんが来社され農業に関する
6次化産業やフードビジネス、第一次産業の今後など色々と有意義なお話を
させていただきました。話の中で特に印象的だったのが今農業の置かれている
立場から見てどのように取組んでいくのか、TPP問題や暗い話題が多い中で
昔似たような立場にあった食堂などの調理師業界、暑い、キツイ、厳しいなど
なかなか若者に敬遠されていた業界ですが、今の川越シェフなどイケメンシェフ
に代表されるように人気のある仕事になりました。もちろん業界あげてミシュラン
ガイドみたいなお店の選出、B-1ブランプリ、食べログなど消費者採点など
業界自体が活性化するようなことを長年取組んだ結果今の様な若者が憧れる
仕事として定着しております。これを、農業界でもやらなければ農業の若返りや
活性化はありません。若者が憧れるかっこいい農業を作り出そうではないかと
話が盛り上がりなるほどと感じました。自分たちの農業は、間違ってなかったと
自信を持ちました。
九州農政局主催「伝統野菜九州交流会」
各地地域の伝統野菜展示
宮崎県代表として事例発表
2月26日に熊本県の九州農政局にて九州各地で伝統野菜の生産・加工・販売
などに取組んでいる各県の代表が事例発表を行いました。
今回は、熊本県代表としてひご伝統野菜の食育を行っている熊本県立農業高校
の生徒さん達が水前寺もやしなどの復元や学校給食とのかかわりなどの事例を
発表され、また長崎県の雲仙コブたかなの生産、加工などに古くから取組まれて
いる馬場さんが代表をされている守山女性部加工組合さんが雲仙コブ高菜の生産
・販売の取組についてご説明がありました。私も宮崎県代表として糸巻き大根や佐
土原ナス、たけのこ芋、白ナスなど自分たちが栽培し加工、販売している伝統野菜
についての苦労話や啓蒙活動などについて話させていただきました。
出席して感じたのは、まだまだ宮崎県は他の県と比べて遅れているなと痛切に
感じました。勉強させられることが沢山ありとても有意義な会議でした。
これからも地域に根差した大切な植物遺伝資源の伝統野菜の普及活動に全力投球
していきますのでこれからもみなさま方のお力を貸してください。・・・・
百姓隊 谷口寛俊