糸巻き大根 普通の大根
(果肉がスゴク緻密) (果肉の細胞が大きく水ぽい)
今年もいつも通り宮崎伝統野菜の「糸巻き大根」の収穫をしていますが
いつも収穫しながら思うのですが伝統野菜や昔からの在来種の成長スピード
の遅さと姿や形の個性の違い一番上の写真は同じ種から出来た糸巻き大根
です。普通の市販されている種の青首大根ならこんな違いは出ません。
色が違い、長さが違い、形が違うでもこれが人間と同じでみんな姿や形が
違うように野菜に違いがあるのが本当なんです。今の市販されている野菜の
種は100%遺伝子操作をされてから違う種同志を掛け合わせて出来た
『F1種』と呼ばれている雑種の種で種を採取する事が出来ないまずい野菜の
種です。
現在の野菜は見た目や成長スピード、収穫量を最優先にしたがために
野菜が持つ本来の美味しさや旨さを捨てた野菜達です。
伝統野菜(在来種)には、姿、形で見劣りする欠点以外は素晴らしい
長所がたくさんあります。
その1 ・とにかく味がいい香りや旨味が違う
その2 ・遺伝子種が次世代に引き継げる
その3 ・成長が遅い分細胞が緻密になり野菜本来の美味しさが
引き出せる。
※ 家庭菜園などで野菜を栽培される方は是非この美味しい日本在来種
の野菜を栽培して美味しい食卓を演出してください。