九州は宮崎県・西都市の「宝財原(ほうざいばる)」という、おめでたい土地で、矢野ご夫妻が農薬を使わずにポンカンを育てています。
やのポンカンの自慢は、農薬散布は一度もせず、自然のままフレッシュ・とてもジューシーなことです。
無農薬栽培は、人一倍、いえ、それ以上の苦労と愛情を注がなければ出来ません。
宝財原は、土壌・気候風土と美味しいポンカンの条件が備わっています。
宝財原は、「杉安の貧乏風」のおかげで、極温に下がりません。そのため、いつまでも木に生らしておくことができます。
宝財原の土は、真っ赤な赤土。この土は地質的にも年代が古く、ミネラル分に富んでいます。
しかも粘土質なので、根が深く入らず、栄養成長から生殖成長にうまく移行でき、品質のいいぽんかんを作りだします。
ぽんかんは足が滑るくらいの急傾斜地に植えてあります。
このことで、表面水が速やかにはけ、余分な水を持ちません。
また斜面であるが故、太陽の光を効率よく受けることできます。糖度を上げるポイントです。